The Wall Street Journal:インドの摂氏45度の熱波はどうして起きたのか

記事要約

インドで4〜6月の夏季に高温となるのは毎年のことだが、低気圧によるにわか雨が暑さを和らげることが多かった。しかし今年は、ベンガル湾上空の雲が北西部に流され熱波だけが残ってしまった。世界気象機関(WMO)は、日中の最高気温が平均最高気温を5度以上上回る日が5日間以上連続した場合に熱波と定義している。インドでは、平年なら摂氏40度以下の最高温度であるが、今年は気温が47度以上に達する異常熱波が2週間続いた地域もあり死者は1100人以上に達した。その大半は、テランガナ、アンドラプラデシュの南部2州で発生しており、当局によれば死者のほとんどは建設労働者、老人、ホームレスだという。

疑問

インドの建設労働者への健康配慮は十分だったのか。これほどの熱波がインドに発生したことが過去にあったのか。

考え・主張

暑さというのはなんとも恐ろしい。元々、インドは気温が高い地域が多いのだから、人体の限界に近い暑さとなっているのだろう。とはいえ、日本で熱波が起きたとしても、ここまでの被害にはならないだろう。電気が通ってない地域が多く、エアコン等の暑さ対策ができていないのだろうか。また、異常気象だということが現地の人々に伝わりきっておらず、対策が遅れてしまっているのかもしれない。

その他

特になし。