日本経済新聞:日本コカ・コーラ追撃 サントリー食品、JT事業買収

記事要約

サントリー食品インターナショナルが飲料自動販売機事業で1500億円の大型買収を決めた。買収する日本たばこ産業(JT)の子会社の食品自販機や給茶機などを除くメーンの飲料自販機の運営数は17万台に上り、飲料総研(東京・新宿)によると単純合算した台数は、83万台を保有する日本コカ・コーラグループに近づき、差はこれまでのほぼ半分となる。JTは2月、今年9月末をメドに収益が悪化していた清涼飲料の製造・販売事業からの撤退を発表し、自販機事業を持ち続けるメリットは薄いと考えたようだ。JTの大久保憲朗副社長は同日の記者会見で「『ルーツ』『桃の天然水』という2つのブランドを継承できるサントリー食品の提案を受けるのが一番良いと判断した」と語った。

疑問

「ルーツ」、 「桃の天然水」以外のJTブランド飲料はどうなるのか。

考え・主張

JTの飲料事業撤退のニュースは以前から聞いていて、大好きな桃の天然水が飲めなくなるかもしれないのは少し残念であったが、とりあえずは販売が確保されるようで安心した。しかし、サントリーに買収された今、味が変わってしまうのではないかという不安もある。

その他

特になし。