NHKニュース:農林水産省 バター1万トンを追加輸入へ

記事要約

農林水産省はバターの安定供給を図るために、1回の輸入規模としては過去最大となる1万トンを追加輸入することを、27日、正式に発表した。バターが品薄になる背景には、国内の酪農家が減少し、原料となる生乳の生産量が減る傾向にあることのほか、生乳は鮮度が求められ、かつ高く売れる牛乳や生クリーム用に優先的に使われがちで、バター用が後回しになる構造的な問題もあるとされている。農林水産省では、需給の状況によってはさらなる追加輸入などの対応も検討することにしているという。

疑問

さらなる追加輸入が必要となった際、即座に対応できるのだろうか。

考え・主張

追加輸入決定。これで当分は、バターがどこにも売っていないといった事態は避けられるだろう。それにしても、やはりバターはマーガリンという存在がある手前、他の乳製品よりも優先順位が低くなってしまうのだろうか。一時より良くなってはいるが、未だバターの品薄は続いている。それでも、前年の事態を受けて、農林水産省も様々な安定供給策をとっているようなので、前年程のことにはならなさそうだ。

その他

特になし。