河北新報:全国1516棟で看板の補修必要 国交省、落下事故受け緊急調査

記事要約

国土交通省が、札幌市の看板落下事故を受け全国の建物を緊急調査した結果、約4万8千棟のうち1516棟で看板の補修が必要だと分かったと同省が4月27日に発表した。調査は、完成後約10年以上で、市街地の3階建て以上の建物を対象に行われた。162棟はすでに補修されている。

疑問

従来はどのような基準で安全調査が行われていたのか。補修が必要だという判断基準はなんであるのか。

考え・主張

このように、事故や事件が起きた後に、全国的に調査が行われるということはよく聞く。しかし、それはたとえ事件や事故が起きていなくても行われていなくてはいけないものであり、それを実施するということは普段の安全管理に問題があったからではないかと勘ぐってしまう。特に、今回の件では1516棟もの看板に補修の必要があると調査結果が出ている。もし、札幌市の看板落下事故がなければ、これらは見過ごされてしまっていたのだろうか。

その他

特になし。