NHKニュース:相手に警告 「チカン抑止シール」作成

記事要約

埼玉県警は、電車内で痴漢被害を受けた女性が相手に警告する際に活用してもらおうと、「さわらないで!」と書かれた、携帯電話の裏などに貼る「チカン防止シール」を作成、交番などで配布している。
このシールは、被害を受けたと感じた時に、まずは相手に示して警告をする。それでも行為が止まらない時には、シールの表面をはがして相手の手に押しつけると赤いインクが付着、警察は容疑者を特定する手がかりになるとしている。一方、新たな冤罪を生むことになるという意見もあり、警察では手に残ったインクだけを証拠に容疑者と断定することはなく、シールの存在による痴漢の防止効果に期待したいとしている。

疑問

実際にどれほどの効果があるのか。インクはどれほど強力に付着するものなのか。

考え・主張

警察はインクだけを犯罪の証拠にすることはないとしているが、インクがついた人が疑われることは免れないだろう。インクを犯人にどこまで正確につけることができるかはわからないし、もしほかの人につけてしまえば、その人はあらぬ疑いをかけられることになる。痴漢の抑制になるのであれば喜ばしいことだが、自分に冤罪の被害が降りかかる可能性を考えると素直に賛同しかねる。

その他

特になし。